レポート→2020/9/14 いろんな素材に青写真(サイアノタイプ) その2
こちらは岡之山美術館の学芸員さんの分。
見てもらったらわかると思うけど薬液塗ったところがだいぶ変色。
外に出した時点でもちょっと変色してたけど、結構一気に色が変わってきてます。
黄色に近い色→黄緑→紺色→グレーに近い紺。
かなりピタッと固定しておられたので葉っぱの虫食いの跡がくっきり。
でもまだこれ外すだけで完成ではなく。
ここからお水でサラサラーとします。洗浄ですね。
ところが遊ぶのに必死であんまり撮ってない。。
机が汚れないように敷いてた新聞紙に、薬液が染み込んでたのでそれにも葉っぱ置いて露光してまして。
なぜかそれの洗浄の様子の動画は撮ってる…。肝心のトートバッグの洗浄撮らずに。
やっぱりまだ、慣れてない。講師やりながらもちゃんと写真撮ってかないとー。
水にさらす前は、なんともいえん色やったけど、水につけたとたん青い色。
この瞬間が楽しいんやけど、新聞紙ではいまひとつわかりにくい…
見ずにさらして薬液を落としたら、今度は酸素系漂白剤を垂らした水につけてみる。
やっぱり新聞紙やから…色の変化も分かりにくいようなー。
せやけど実際の目で見てみるとわずかに変化ありまして。紺色が鮮やかな感じに。
で、以下は油紙やケント紙に写真ネガで露光するのをやってみたやつ。
正直ゆうとほぼ失敗。。
2枚目のお城のやつがうまくいったくらい。
ネガの作り方に問題あるのかなー。
コピー紙に白黒の色を反転したものを印刷して、そこに蜜蝋溶かして作る方法をやったんやけど。
その方法としては問題はなかったはずで。
おそらく白黒反転の明暗の調整かなと。あとは使った支持体がむずかしいやつやったか。
あとはちょっと曇ってきてたのもある。
なんにしてもいろんな実験ができておもしろい。
ちなみに1枚目は参加者のわんちゃんの画像…わかるやろか。何やと伝えると絵が浮かんでくるやろか。
上下同じ写真で明暗の感じを変えております。
3枚目は白っぽい猫ちゃんの横顔+葉っぱそのものをのっけたもの。
4枚目は線画の絵画。これが一番の難敵でして。茶色っぽい紙に茶色っぽい細い線でうっすらかかれたやつ。
せやけどこれ漂白剤が効きすぎたせいもあるから、リベンジしたいやつです。
てなわけで、初めてのサイアノタイプのワークショップはこんな感じで。
まだ材料もあるし、何回でもやるつもり…。