終了しました @モニワー いろんな素材に青写真(サイアノタイプ)

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このモニワー(モニターワークショップ)はふつうのワークショップとは違います。
どちらかと言うと、今後のワークショップやツアーコンテンツを確立させるためのワークショップ研究です。
どれぐらい時間がかかって、どんな材料・道具が必要か、何人まで参加できそうか…などをチェックするワークショップですので、モニワーの参加者さんには最終的にアドバイスや案をいろいろ言ってほしいなー…と考えてます。なにとぞ。。

前回9月にやったこのモニワー。なので今回が2回目。
まだやり残したチェックがあることと、来年度ツアー組み込もうと考えておりまして。
また参加よろしくですー。今回モニワー価格もお安くなりました。

青写真とはサイアノタイプとか日光写真とも言って、昔の写真技法で映し出した写真のこと。
建築とかの設計図面で複写するのに昔使ってて、そういうこともあって、いわゆる「青写真を描く」という言葉が生まれたようです。

作り方を簡単にゆうと、紙に専用の液体を塗っといて、その上にネガや遮光するものを載せて日光にさらすと、感光したところが青く出て、遮光したところが白く抜ける、という感じ。
これをうまく使うとおもしろいものができると思うし、今後いろいろ派生しそう。

日時:2021/2/28(日)12:00~14:00 雨天決行※天候が悪い場合は機械を使って感光します
①サイアノタイプの説明②材料について③好きな素材にサイアノを塗る④蜜蝋でネガ作成or草花採集⑥自然光で感光
ハンカチサイズくらいで計3枚作ります。
場所:道の駅北はりまエコミュージアム 体験学習室と芝生広場
参加費:おひとり 600円(モニワー価格※前よりお安くなりましたー)
定員:5~6名
持ち物:作業エプロン、マスク
申込締切:2021/2/27(土)

お申し込み後に具体的な内容をご案内します。

ガラス製の額縁を使うことで、より密着して形が出やすくなるので、モニワーでもガラス製の額縁つかいます。
草花、糸、安全ピン、ワタとかでやってみると、クラフト紙の方は割とくっきり出て、トレーシングペーパーの方はどうも形が出にくい感じ。
たぶんやけど、通過した光が反射して、裏側から光当たるからかな…と。

まぁでも。トレーシングペーパーの質感がおしゃれっぽくて雰囲気ええので、これはこれでいいかな。
あと、杉原紙でやってみた(下画像 左上)

杉原紙は紙自体のデコボコがある分、青いところも味がある感じ。繊維の絡みがよりよう分かる。
杉原紙の下のやつ、糸の陰影がぼんやりしてたので、漂白剤を入れた水で洗浄。
そしたら糸の陰影がきれいに出た。

あとは透明な素材、プチプチ(緩衝材)も不思議な模様に。おもしろいー。
次は紙袋に。底以外の全面にサイアノ塗って遊んだったー。
実験的に4Bの鉛筆で柄を書いて感光。

洗浄して乾かしたあとに、鉛筆で書いたとこを消しゴムで消しました。
なかなかおもろい。
もうちょっとしっかり濃いめに書いたり、感光が少なめやったのでもっとしっかりすれば、もっとくっきり出たかも。